だいたい47度

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人と物語と脳噛ネウロ

トロイの木馬を知っていますか?

【トロイの木馬とは】
ギリシャが堅固なトロイ城を攻め落とした戦法。
1 大きな木馬を作り、その中にギリシャ軍の兵士を潜ませる。
2 戦いにわざと負けて、木馬をおいて逃げる。
3 トロイ軍は戦利品として木馬を持ち帰る
4 敵陣中枢でギリシャ兵が中から出てきてトロイは大混乱!

コンピュータへの悪意のあるソフトウェアとしても有名なので
知っている人も多いかもしれません。



さてこの話、鵜呑みにしていたのですが、明らかにおかしいところがあります。

今まで戦争していた相手のものを、ろくに調べもせずに自陣に引きこむ点です。
だって明らかにアヤシイじゃないですか。唐突に巨大な木馬。

どうしてトロイ軍はそんなことをしちゃったのでしょう?


この問題提起は、「魔人探偵脳噛ネウロ 」という漫画の一幕で出て来ました。
そして作中ではこんな解釈をしています。

「だから俺が思うにその木馬は
そんな事考えられねー位に 魅力的なデザインだったと思うのさ 
思わず独り占めにしたくなってよ 細かいことがどーでもよくなってよ」

この一幕は、ただ数ページ挿入されているだけの話なのですが、僕には衝撃的でした。
それまで僕は「トロイの木馬」というお話を知っていると思い込んでいました。
でも、僕は「トロイの木馬」という事実を慣用句的に知っていただけで、
物語としては考えてもいなかったのです。

そこには人が居たことを頭の片隅にも置いていなかったのです。

事実に人が絡むと物語になります。
複雑になって要点が隠れていってしまう一方、味わい深くなります。

ロジカル・シンプルな思考を追求していきながら、
でも事実から物語を読み込める能力もつけていきたいものだと思うのです。



ネウロの文庫版最終巻が週明けにでることもあり、好きな漫画の紹介でした。

魔人探偵脳噛ネウロ 12 (集英社文庫 ま 24-12)魔人探偵脳噛ネウロ 12 (集英社文庫 ま 24-12)
(2013/06/18)
松井 優征

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